施設のご紹介
治療方針
当院は開院以来60年以上にわたり、皆様が健康にそして安心して暮らせるように、地域のかかりつけ医として幅広い医療を提供してまいりました。そのため外科疾患のみならず、風邪などの身近な病気から高血圧症、糖尿病、高脂血症などの内科疾患、整形外科疾患、皮膚科疾患など多様な疾患を診ております。もちろんより専門的な診察が必要と判断された場合には、近隣の病院と連携しておりますので、希望に応じご紹介させていただきます。
専門としておりますいぼ痔(痔核)、切れ痔、痔ろうなどの肛門疾患は薬による保存的治療に加え、日帰り手術を積極的に行っており、特に痔の中で最も頻度の高い内痔核に対しては痛みのないALTA(ジオン®)注による硬化療法を中心に行っております。
その他ソケイヘルニアや下肢静脈瘤などは1泊入院による手術を行っております。
院内風景
待合室
プライバシーに配慮し、呼び出しは受付番号にて行っております。
診察室
肛門疾患患者様の診察の際には、服は身につけたままで、左を向いて横になり下着を少しだけずらしていただきます。体に大きなバスタオルをかけたりベッド脇のカーテンを閉めるといった配慮をしております。
院内設備
モニター付き肛門鏡
医師がのぞき込んで診察する従来型の肛門鏡とは違い、病変がモニターに映し出されます。よって患者様のご希望に応じて、普段目にすることのできない肛門病変を患者様も医師と一緒に見ることができます。
大腸内視鏡、胃内視鏡
内視鏡システム外観
肛門から出血が見られた場合には必ずしも痔が原因とは限りませんので、大腸内視鏡検査を積極的に行っております。なるべく患者様に苦痛を与えないような挿入法を心がけておりますが、少しでも楽に行えるように必要に応じて鎮痛剤、鎮静剤を使用します。
また、経口胃内視鏡検査に比べ嘔吐反射などの苦痛が少ないとされる細径スコープを用いた経鼻胃内視鏡検査も行っております。
2017年8月レーザー光源を用いたFUJIFILM社製の最新
2021年3月、大腸内視鏡の新しいスコープ(FUJIFILM社 600MP7)を導入しました。
本体(プロセッサー・光源装置)
マルチスライスCT装置
2019年8月 HITACHI社製 16列マルチスライスCT『Supria Advance』を導入いたしました。
従来の機種に比べ、被爆量が少なく、短時間できれいな画像が得られます。
頭部、頸部、胸部、腹部、四肢など全身の断層写真(輪切り画像)が得られます。輪切り画像の他に、3D画像を作製したり、皮下脂肪や内臓脂肪の測定を行ったりすることができます。
超音波検査装置
2018年10月、日立アロカ社製『ARIETTA60』を導入いたしました。
従来の機種に比べ高い精度な画像が得られ診断能が向上しました。
肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓などの腹部臓器をはじめ、心臓、頸動脈、甲状腺、乳腺などの観察を行うことができます。
心電計
通常の解析機能付き心電計のほか、24時間の心電図が記録できるホルター心電計もあります。1日中装着しなければならないホルター心電計は小型、軽量でシャワー浴も可能な優れものです。