お知らせ
睡眠時無呼吸症候群について
当院では、睡眠時無呼吸症候群の診察を行っております。
睡眠時無呼吸症候群とは、気道の閉塞などが原因で睡眠中に何回も呼吸が止まってしまう病気です。本来睡眠中に働きが抑えられるべき交感神経の働きが高まってしまい、高血圧の悪化や脳卒中、不整脈、糖尿病の合併などを引き起こします。
また熟睡が阻害されるため、日中の強い眠気から集中力が低下し、健常人より交通事故の発生率が高いとされています。
日本の地域住民を対象としたある研究において、睡眠時無呼吸症候群は、男性で約9%、女性で約3%と頻度が高く、決してまれな病気ではなく、日中の眠気を引き起こす代表的な睡眠障害であることが示されています。
当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行っております。入院は必要なく、自宅でも取り扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。検査結果次第では、当院で治療を行うことができます。
大きないびきをかく、日中とても眠い、起床時の頭痛やだるさがある、 周囲の人から睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある、肥満・高血圧・糖尿病である、といった方は是非一度ご相談ください。